キャンピングカー Pキャンプ旅行記

我が家の『行き当たりばっ旅

 
2006 SUMMER bR
2006年8月19日〜22日
8月19日(土)
午前 浜松ICを東へ
夏休みのUターンラッシュに巻き込まれるかと思ったが、難なく川崎ICまで

東京小金井に住む長男のアパートに用があっての回り道。
ただ、息子はヨーロッパへ2週間の個人旅行中なのだが・・・

所沢ICから関越道を花園ICまで
寄居町かわせみ河原(荒川玉淀大橋)をパーキングキャンプ地とするつもりだったが、公衆トイレが河原より若干離れていたので、近くの道の駅“はなぞの”を仮の宿とする。


8月20日(日)
昨夜は、東京からの通り道沿いに入浴施設が無かった(あったが駐車場の高さ制限で・・・トホ・・)ので、10時OPENにあわせ温泉へ

途中、“かりん糖”の看板にひかれて・・・

“隠れ河原のかりん糖”という新築移転間もない工場と直営店で作りたてかりん糖を販売している
これでもかってぐらいの豊富な種類を試食しながら
幾つか衝動買いを
隣り町にある“小川ラドンセンター”という、いつも私どもが利用する温泉施設とくらべ怪しげなところ

温泉を楽しみながら(厳密には温泉ではないが)自慢ののどを披露するカラオケセンターのようで、浴場に通ずる薄暗い廊下の壁一面に大会の熱唱額入写真がびっしり
つぶさに見てはないが、“美川健一”なんかも・・・

施設など古くてひどいものだったが悪くはなかった
小川町より引き返し、途中の“ベイシア”で昼の弁当と今晩からの食材の調達をする

どこか適所で弁当を・・・と思いながら北上して行くと、朝渡った玉淀大橋下の荒川で怪しげな筏下りをしている

すかさず引き返して混み合う河原に駐車(ゴミ処理費として300円の駐車料金)
ちょうど“荒川いかだ下り大会”の真っ最中!
キャラクターや、五重塔などを乗せたものなど・・・
流れ下って来るというか?漂着してくる
河原では、家族や若者などのグループがバーべきゅうをしたり水遊びに興じている・・・が
お日様と照り返しで非常に暑く、川は泥臭い
とても長いあいだ車外にはいられないので車中で弁当をほおばる。(アイドリングゴメンナサイ)
左写真は“埼玉県立川の博物館”
夜には観覧車?かと思えた物体は巨大な水車だ
今回は寄らずに先を急ぐことに
国道140号 長瀞沿いに秩父山中へと進める
途中“道の駅ちちぶ”で小休止
条例でアイドリング禁止とあるが・・・暑いし周りの車も・・・ゴメンナサイ
近くには“秩父神社”、“秩父祭り会館”とあるが・・・暑いし・・・目的地もあるのでパス

セメントの町ならでは・・・山肌には巨大な掘削痕か・・・
隣り町には、NHK“鶴瓶の家族に乾杯”(4月17日)で紹介された小鹿野町もあって通ってみたいんだが・・・またいつかということに

道の駅“大滝温泉”では、早稲田実業と駒大苫小牧との決勝延長の模様を気にしながら旧大滝村歴史民族資料館を見学(有料)

滝沢ダム(工事中)を見学しながら、山梨県へと通じる雁坂トンネル(一般国道日本一 6625メートル)を抜け、道草をくいながらようやく夕方道の駅“みとみ”へ到着
明日は“西沢渓谷”散策の予定
ハイキングコース入り口最近の市営駐車場をチェックしたが、トイレがないのでパーキングキャンプを断念

かと言って、道の駅からでは結構余計に歩かなければならない
ちょうどハイキングコース入り口至近の国道沿いにキレイなトイレ付き駐車場かあったので、ここを今夜のねぐらとする。

十数台止められる駐車場だが、ほかにパーキングキャンプをする車も、トイレ休憩に立ち寄る車もなく寂しいもので、熊が出ないか?なんて考えると不安になるのだが、元来ほかの車や人に気兼ねをするのが嫌なので気楽に過ごせる。
8月21日(月)
夕べの花火ゴミを片付け
ご飯を炊いて(電子レンジでご飯が炊ける)朝食と昼食のオニギリをにぎる。
準備万端整えて出発!
8時15分になっちゃった

一般的には夏休みも終わり
ウィークデーなので予想に反してガラガラ

みやげ物屋では、盆の頃はもの凄い人出だったそうな
二俣吊り橋
結構揺れる。

これより奥は、気楽なハイキングモードから結構ハードな登山モードになっていく。
遊歩道とは名ばかり?
よじ登るような岩場の急斜面にも出くわす
(山歩き素人なもので・・・)
西沢渓谷最初のビューポイント“大久保の滝”を過ぎて現われた“三重の滝”
観瀑台があるが鬱蒼と茂った木立の中の薄暗いところで、その迫力に引き込まれそう
山側の岩盤には頼りのの鎖がある

足場は悪く狭いところもあり転落の危険と隣り合わせだ

滝つぼなんかに落ちたら浮上できなくなそうだ
“竜神の滝”
エメラルドグリーンの滝つぼに
緑のコントラストが映える
“貞泉の滝” だったかな?
“カエル岩”
3匹の親子ガエルが、重なっている様に見える
一人づつ渡ってください との注意書き

お兄ちゃんとお母さんは先に行っちゃった!よぉ〜
西沢渓谷一番のハイライト
“七ツ釜五段の滝”

滝の水が轟音がもの凄いが涼感たっぷり
(渓谷内はずっと涼しく、かくのは冷や汗ばかり)
この橋が観瀑台となっているが、滝の姿を一度に全て眺める事は出来ない。

ガイドマップには西沢渓谷一周 3時間半程度のタイムスケジュールとなっているが、ここまで3時間ぐらいかかったかかってしまっただろうか?(うろ覚え)

土地勘もなく適所がわからないので、楽にすれ違いができる(といっても1メートル程度)ところにビニール敷いてお昼ご飯とする。
本音は、背のリュックを軽くしたかった。
今回、ほとんどの下準備を忘れてしまった。
事前にマップ(国土地理院サイトから地形図)と、オニギリ、500ペットボトルのお茶類、長袖の上着を各人分背負ったのみだった。

レジャーシートも持ってなかったので、たまたま入っていた大きなポリエチレンゴミ袋を尻に敷いたぐらいだった。
なんともずさんな入山でした。
雨具も非常食もなく、携帯は圏外だ・・・

写真は、“七ツ釜五段の滝”の最下部、コースから滝つぼ下部へ降り下ったところから
“七ツ釜五段の滝”の上部三段
“七ツ釜五段の滝”から折り返し点までは、石楠花の大群落などあるのだが(時期的に葉ばかり)急勾配の階段や、写真のようなところもあって難所ではないが、最もキツイところ
長い階段を汗かきかきのぼったところが、ハイキングコース折り返し点の展望台
最高地点で標高1400メートルをちょっと超えてるらしい。
展望といっても木が生い茂っているので見晴らしが素晴らしいというほどではないが、これまでの疲れを休めるには十分なところ。

因みにここまで5キロメートル近く、標高差300メートル超を登ったもようだ
このハイキングコースは一方通行
往路は、渓谷美を眺めながら急峻なアップダウンのの繰り返しで素人にはけっこうハード。
復路は、昔のトロッコ軌道跡の道を緩やかに下る。

写真中央は、はるか眼下に望む“七ツ釜五段の滝”

このトロッコ軌道は、昭和8年に木材搬出のために敷設された全長36kmの“三塩軌道”で、登りを馬力に頼り、下りはトロッコのブレーキのみで下りたらしい。(後に途中まで機関車利用)
戦前戦後と昭和43年まで活躍したとか。
所々に残るレール軌道跡から往時の苦労が偲ばれる。
要所要所は頑丈な橋が架けられているが。
沢筋の所々は、ありあわせの資材で架けられた今にも崩落しそうな橋で、歩くだけでもフワフワしてコワイ。

復路のほとんどの谷側は、ほとんど障害物もなく深い谷底まで急斜面で見通せる切立った崖となっている。
下を見ると足が竦む。
石を落とすと、加速しながらどこまでも転がり落ちていく。(コワ〜!)
雨仕度を持たないのがアダとなった。
昼を過ぎて俄かに雲が目立ってきたと思っていたが・・・ハイキングコース最終盤のところで急に降り出してきた。しばらく木立の下で雨を避けていたが、葉っぱからしたたる滴でもけっこう濡れてきたので、意を決して濡れていくことに・・・

妻にはゴミ袋に穴を開けて頭からかぶり、チビにもレジ袋を同様に着せ強行突破。
現在地を認識していなかったが、ほんのちょっとのところでハイキングコース合流地点のトイレ&東屋がありそこで雨宿り。
そこには、足取りが遅い我々を追い越していった大勢の人たちが同様に雨宿りをしていた。
最後は、少々濡れてしまうというハプニングにもあったが、なにごともなく無事完歩することができた。

西沢渓谷入り口の食堂で甘いものをおほばり、岐路は“天科温泉 こやす旅館”で入浴(500円)
山梨市市街で今夜の食材を調達して、“笛吹川フルーツ公園”が今夜のパーキングキャンプ地
下の写真がその駐車場だが、公園の最下部にありながら景観が素晴らしい
この辺りの地形状の特徴だが甲府盆地が一望できる。
当然夜景も期待できる。→新日本三大夜景

まだまだ明るいので公園の様子を車で探索
公園最上部にある“赤松の湯ぷくぷく”からの眺めはもっと良かろうと思ったが、あいにく定休日の札

公園から1キロぐらい登り詰めたところにある“ほったらかし温泉”は、日の出前から夜10時まで営業しているという。
甲府盆地に昇る朝日とともに・・・
甲府盆地に咲きほこる果樹の花畑を眺め・・・
満天の星空と甲府盆地の夜景を見つめ・・・

どれも体感してみたいところだが・・・
中途半端な時間だったことと、この時間で駐車場はほぼ埋まっているので避けておこうかな・・・
ウィークデーなのに・・・
男女別露天風呂なのにカップルがけっこうウロウロしていた。一人づつ分かれて入ったって喜びが半減するんじゃないか?と思うのは、おじさんの・・・

ま、ともかく今晩は下の駐車場で夕飯を食べてゆっくり体を休めるということに・・・
ところが、公園駐車場は時間とともに車が増えてくる。
毎年8月21日恒例の「石和温泉花火大会」にあたってしまった。静かに夕飯食べて寛ごうと思ったアテが外れたが、アフター5は思いがけない花火見物となった。昨夜と比べ周りが騒々しいのはいただけないが・・・
8月21日(火)
夜中に寝ぼけ眼で網戸にしていた窓を閉めた。
凄い土砂降りの音だったが直ぐに寝入ってしまい爽やかな朝を迎えた。
朝食後、“くだもの館、トロピカル温室”の開館時間にあわせて行動開始。
ここは、建物類以外の公園内には夜間を含め出入り自由、かつ無料となっている。

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