杉の温かさと木の香りの清々しい住まいはいかがですか?
杉の家








杉の家で実践したこと
建築主に損をさせない住まい造り・・・・・ゴミを作らない住まいつくり
直営(CM、簡単に言えば住宅会社などの元請け業者を通さない住まい造り)施工をするからには、分離発注で購入する建築資材は設計図をもとにギリギリの数量しか発注しないことを心がけました。(そのためにA3・100枚以上の図面を描いて材料を拾い出しました)

一般の方が日曜大工する場合、必要数量以上を買い込むことはあまりしないと思います。
(足りなかったり、失敗したら、あらためて買いに行くでしょう)

ところがこの業界は建築主に不利益になることを平気でやってきました。
ハウスメーカーは、多めに建材を現場に搬入して、余れば返品やストックに経費をかけたくないのか? 手付ずの新品までゴミ箱行きです。

中小工務店にいたっては、余材は作業場や倉庫に保管しておいて、後の現場で使ってしまうのです。勿論建材費は前の現場と後の現場と二重取り若しくは、サービスとか言ってイイ格好する???

杉の家では、最小限の注文をして足りなければ追加注文するが、余らせないで使いきることを目標にやっています。
正確な数量を拾い出す手間や、足りなくて工事がストップしてしまうロスもありますが、多めに建材があればムダ使いをしてゴミを増やしてしまいます。

もっと突き詰めていくと、如何にゴミを出さないか?

例えば杉のパネルは91cm×182cm×36o厚あります。
屋根や2階床は大判のまま使用するのであまり端材も出ないが、壁使用は19cm×91cmぐらいの端材や半端材が山のようになりました。

そのまま捨ててしまってはもったいないので、面戸板(桁の上のたる木とたる木の間に入れる板)や屋根の軒先やケラバの下地(赤丸印)、外壁廻りの下地材、または1階洗面・便所・押入・物入の床下地として使い、根太と荒床構造用合板を省いて床断熱効果も図ろうと考えています。

それから、写真水色に見えている断熱材(ポリスチレンフォーム保温板30ミリ)ですが、屋根の断熱用に56枚購入ましたが、大工さんが上手く使い廻してくれて2枚も余りました。
それに端材や切れ端をゴミ箱には放り込まないで西日の当たる外壁面に貼り付けることにしました。
I邸新築ドキュメント 11月6日の写真を参照してください

柱・間柱・梁・桁・筋かいの間にカットして嵌め込むのですから、大判でも面倒なものを端材や切れ端にいたるまでパッチワークのように嵌め込んだのですから、当然手間は何倍もかかりました。

建築関係の方がご覧になればお笑いでしょう?
設計屋さんの道楽仕事(無給)としての試みで、大判を買って端材や切れ端はゴミにしたほうが経済的に良いのは当然です。

でも、 建築現場のゴミは建築資金を注ぎ込んだ建築資材の端材が主なものです。
建築資材の使い方が雑だと、建築主の支払ったお金をゴミ箱に捨てて、そのまたゴミの処理費用を建築主に負担させているようなものです。

如何に建築資材を余らせないでゴミにもしないことが、引いては建築主に損をさせない住まい造りにつながるのではないでしょうか?
引いては、環境の世紀21世紀に求められる住まい造りではないだろうか?

ゴミの転用・再利用・再資源化の技術開発も進むだろうが、今すぐにしなければならないことは、ゴミ処分場建設に反対するよりも、如何にゴミを減らすか?出さないか?考え直す必要がないだろうか?

ゴミが出て当たり前のムダを続けていては、近い将来には古家屋を解体しても受け入れてくれる処分場が日本国中満杯で、住まいの建て替えがままならない若しくは巨額の廃棄費用がかかるといった事態が目前に迫っています。

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