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豊夢創屋 音楽教室(小ホール) & 事務所 & 住宅
  2006.06仮竣工

設計監理 & 分離発注 & ハーフセルフビルド
現在セルフビルド中!
出来た所から順次UP!)

アプローチ俯瞰


耐久性、省メンテナンス、ローコスト  = シルバーのシンプル外観

長方形(オレンジ)の庇は豊夢創屋の入口、
(旧豊夢創屋ホール庇の再使用)

半円形(イエロー)の庇は住まいの入口です。
(外壁のラインがうねって見えるのは写真のためです)

豊夢創屋へのアプローチは、
特製杉の木のタイル
旧豊夢創屋音楽小ホールの厚床板を手加工しました。

玄関内左側扉は
車椅子を転がしたまま入れる収納庫

住宅玄関戸は、車椅子の出入りを考えて三本引きサッシ戸としました。
床は、黒御影石(磨き)
周辺部は那智黒玉砂利


玄関床は、DIY(自作)です。

安い素材だけど、
高級っぽく見える黒色でまとめましたが・・・
ホコリが目立って掃除が大変です
やっとアプローチから玄関までの体裁が整いました。(ほぼ完成です)
これから、未完の内部に本格的にとりかかります。
1階は、ほぼ完成してますが、2階プライベート部分はほとんど手付かずです。
大雑把に
床は、すべて杉の縁甲板が張られ仕上がっていますが・・・
天井の勾配天井(屋根勾配)は下張りの石膏ボードが張られているだけです。
外壁面の内壁は、柱や間柱、グラスウール断熱材が露出しています。
間仕切り壁は、柱と間柱が露出したままです。
にもかかわらず、ドア枠には杉の無垢ドアがはまってます。
とりあえず、間仕切りに下張り石膏ボードを張り詰めて部屋の体裁を整えてから仕上げにとりかかります。
1階 居間より階段

住宅2階への階段
(階段手摺取り付け前)
手摺棒(板)&ブラケットは、
すべて杉材を手加工しました。
階段より2階を仰観

東障子の向こうは玄関ホール
杉の大黒柱を回って2階へ上ります。(階段手摺取り付け前)

杉板貼り階段室壁
旧豊夢創屋音楽小ホールの床板を再生しました。
素性の良い板(こもれび)なので、
経年のわりに大きさを切り揃えるだけで貼れました。
2階 階段ホール


壁の板は とってもイイ雰囲気!

1枚(910×1820) 845円の構造用針葉樹合板です。
ホームセンターから買ってくる手間、
サンダー掛け(表面を磨く)作業の手間、
寸法を測って、カットして張る手間・・・
・・・結構たいへんですが、
たいへんリーズナブルな素材です。

個室(10帖)入り口
ドアの両脇はステンドグラス

手摺はすべて小さな本棚
小さな本、CD、DVDのためのスペース

腰壁は、杉浮造り板(15センチ幅)

結構高級な素材ですが掘り出し物

手摺笠木は、
長く乾燥した杉の無垢板。
足場板材から調達したものの
選りすぐりを寝かせてあったものです。

杉板の残材・端材で造ったニッチ
コードレス電話子機置場です。

床板は、杉縁甲板

斜め三角形部分は、
狭苦しい廊下の曲がり角を
変更して増床

このステンドグラス
透明ガラスでサンドイッチされた3層構造の優れものです。
肝心な部分が汚れません。
細かなところは目を瞑ってください。

日曜大工レベルの素人仕事ですから・・・

多少なりとも上手く仕上がっているのは、
電動機械の恩恵です。

2階 子供室(10帖)
やっとセルフビルドをする3室のうちの1室が、ほぼ仕上がりました。(2006.10.30)
本職でないDIYゆえ、ゆっくりコツコツです。

快適を格安に得るために腐心しました。

レンガやタイル柄の外壁・木目プリントの床・壁・天井・ドア・・・・・  “リカちゃんハウス”のようなイミテーションは許せません。

腕の良い大工さんにコツコツと仕上ていただくほど裕福ではありません。 快適を格安に得るための“ウルトラC”がセルフビルドなんです。


構造用針葉樹合板は、本来下地用の材料ですから粗面です。
でも、1枚1枚サンダー掛け作業すると・・・・銘木合板に変身します。見違えます。
杢目の模様が個々違うから目を愉しませてくれます。

この部屋の仕上げ材
床:杉縁甲板15ミリ 9,500×5坪=49,875円
壁:構造用針葉樹合板12ミリ 748×29枚=21,692円
天井: 杉板7ミリ 2,650×5坪=13,250円
TOTAL¥85,000ほど
床張りは大工施工ですが、壁・天井はDIYで手間賃タダ
下張り石膏ボード9.5ミリ、釘、ビス、ボンド、幅木・天井廻り縁などを含めても10万円足らず。
下地用の構造用針葉樹合板とは思えない表情豊かな壁。
天井は杉の浮づくり板。

子供室側からのステンドグラス

床は杉の縁甲板

軟らかく傷がつきやすいですが、
季節を問わず
素足で歩いてみたくなります。
寝転んでみたくなります。
書斎
オール“杉”にこだわってみました。(2007.02.19)

羽目板(壁の板)は荒板を削って自作。
私の手間だけの“格安”
自分でこしらえたものって、言い知れぬ愛着を感じるものです。
こちら参照


照明器具と手摺ブラケット金物以外に写っているものすべて
私の自作。
単なる取り付けだけに手がかかっているのでなく、
板や棒の寸法を揃えて、削って、仕上て・・・
ってところからすべて

光り と 陰

現状、裸電球ですが、
これから、セードをデザイン&作成の予定です。


テーブル天板も自作

旧ホールで“Whiteグランドピアノ”の据わっていた
杉の縁甲板40ミリ厚です。こもれび
机にするには柔らい素材ですが、大切に使いたくなります。

杉の床板(Jパネル)の間に埋め込んだガラスブロック
下階の明かりが洩れてきて
なんとも言い難い美しい床になりました。
その逆、
下の階段ホールでも、書斎の明かりが美しくほのかに洩れてきます。


音楽室(上部吹抜)
新築移転から1年10ヶ月近くたってですが・・・
危なっかしかった吹抜け部に手すりを追加しました。
開放感になれてしまったので、なるべく塞がないように・・・と思いながら、方法を模索して月日がながれました。
透けている部分は、三菱レイヨン鰍フアクリライト5ミリ透明を入れてます。
フレームは杉材。端材を使っているので、制作費のほとんどはアクリライト代。(2008.03.08)
手すりを構成する材(杉)はすべて手造り。

板を挽き割って・・・
細材はその残りをまた挽き割って・・・
自動カンナ盤で寸法を揃え、超仕上カンナ盤で削って部材にする。

だから、部材を用意するだけでとてつもない時間がかかります。(素人なので要領がわるくて・・・)

部材を切って組み付けるのは、だんだんと形になっていくので楽しい作業だ。

最近の住宅建材は、組み付けるだけの状態まで完成されてダンボールに梱包されているので、建築の現場は楽になっているようです。


居間のちゃぶ台(座卓)
新築移転から2年・・・
居間兼食卓の大テーブルを製作しました。
引越し直後は椅子のダイニングテーブルを使用していましたが、杉のこもれびは直に床に座りたくなります。
しばらくして900×1800の大テーブルの天板に、家具調こたつの脚を無理矢理くっつけて代用してました。

製作期間は、かかりっきりではないので延べ10日。
杉の幅広板(厚60ミリ)を調達(Yahooオークションで格安に)
1枚でこれだけの幅となるとなかなかあるものではなく法外な額になってしまうので、数枚の板を“はぎ継ぎ”することに・・・(板の幅をつないで幅広くすること)
下の写真のように、1枚の幅広板を真っ二つに切って間に1枚の板を挟んで3枚を継ないでます。

ちゃぶ台サイズ・・・最大幅1200ミリ、最小幅1100ミリ、長さ1500ミリ
                                                                                      (2008.06.16)

床板と同化して、とても落ち着いたちゃぶ台になりました。

寛ぐには最高!

最大幅70センチもある板をオモイキッテ真っ二つに・・・

電気カンナといっても幅4.5寸しか削れないけど・・・
丁寧に板の反りをなくしながら荒削りしたところ

最難関は3枚の板を1枚にはぎ継ぎをするところ・・・
あとはサンダーがけして、数度のウレタンニス塗り、脚を付けて完成!

玄人の目からすると天板の平滑度やサンダーがけも甘いものの、
はじめての大テーブル製作、素人に上出来と自画自賛!

右側はサブテーブル
居間に置くノートパソコンテーブルにしたり、並べてもっと大きなテーブルにしたり・・・
こちらはまだ未塗装
本当は塗装しないで、杉の風合いそのままに使いたいのですが、
食卓とするには、食べこぼし汚れが気にかかるので・・・
居間のちゃぶ台、構想から手間取っていたのは・・・
テーブルの真ん中に囲炉裏を組み込むことを考えていました。
                                        以前作った囲炉裏テーブルの大テーブル化計画   →  MY DIY囲炉裏  、 ドゥーパ!掲載
・・・が、とりあえずちゃぶ台を作って、あとでくり抜いて囲炉裏をはめ込もう!・・・と見切り発車。
ところが、出来てしまうと、このだだっ広いテーブルのままのほうが気持ちよさそう!・・・で、
囲炉裏を楽しみたい時には、囲炉裏のある部屋に移るか、囲炉裏テーブルを座卓化して居間に運んでくればということに・・・

構造 ◆構造 木造在来軸組造
◆耐力壁 ダイライトMS12o併用木筋違い入れ

◆1・2階床下地共構造用合板28o

外装 ◆屋根 ガルバニウム鋼板 たてはぜ葺
◆外壁 ガルバニウム鋼板 Kスパン張り
◆サッシ トステム
◆屋根断熱 グラスウール200o+α
◆外壁断熱 グラスウール100o+α



釘が露出しない良い工法です。

α : グラスウールの隙間や、電気工事業者等が開けた貫通穴の隙間などを丹念に発泡ウレタンで埋めて隙間はほとんどないと思います。
内装 ◆床
    杉赤本実板15o(熱圧)→こもれび
    杉源平本実板15o(熱圧)→こもれび
    
杉源平本実板40o
    杉源平本実板15o
◆壁
    シナ合板(一部有孔)
    杉板
    杉浮造り板
    針葉樹合板(サンドペーパー仕上)
    ビニルクロス(水廻りなどの一部)
◆天井
    杉本実板12o
    杉板
    ビニルクロス(水廻りなどの一部)
◆床断熱
    1階床下地合板28o+スチレンボード50o



熱圧加工された杉の床板は実に良いものです。



音楽室関係は、音響優先で一部有孔のシナ合板張り。


ビニル素材も適材適所で・・・






冬でも素足で歩けるように・・・
その他 ◆工期が無く音楽室・事務室・台所・洗面・浴室・便所・階段の段以外を未完成のまま引越。
 暫らくは、玄関壁天井・玄関ホール・老人室・居間食堂完成まで本職の残工事あり。

◆好きなDIYを活かして・・・・・
  予定工期を大幅にオーバーしながら、のんびり残工事をセルフビルド中
  出来損ないに住み始めたわけですけれども、可視部分はほとんど妥協せず想い通りに
  こしらえているのでいたって快適な住まいになっています。

 ●セルフビルド内容
  ・外構アプローチ 御影敷き石を使ったアプローチ(工事中)や、杉板フェンス(残材活用)、
   特製杉の木タイル(古材活用)など
  ・太陽熱(ソーラー)温水器の地上架台組み&据付(配管のみ業者依頼)
  ・玄関床仕上げ
   住宅玄関→黒御影石(磨き)敷き、那智黒玉砂利
   音楽・事務所玄関→特製杉の木タイル
                杉集成構造材の端材活用の特製框(前の棟梁腐心の作なので移設)
  ・階段室壁仕上げ→特製杉板うま目地貼り(旧ホール床板活用→こもれび
  ・2階内壁下張り、仕上げ針葉樹合板(サンドペーパー仕上)
      一部腰壁→杉浮造り板
  ・2階天井仕上げ→杉浮造り板
  ・床、壁、天井、造作材、建具など無垢木部への自然塗料、ワックス塗布
  ・外部に面する壁の断熱材隙間点検、発泡ウレタン充填、防湿ビニール張りなと゜
  ・エアコン(5室)取り付け(外部配管カバー施工残)
  ・その他諸々・・・
←住いの住み替えを行なった事情から・・・

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