I邸新築ドキュメント 10月分 木の住まいについての
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豊夢創屋建築設計事務所 藤森福夫
(着工後は写真付き)

住まいへの想いを形にしてみたら・・・
1月 Iさんの住まいへの想いは? 2001.1 プレゼンテーション
2月 プレゼン図面を叩き台に
3月 間取り案をさらに煮詰めて・・・
4月 杉の家なんかどう?
5月 概算見積り額にビックリ! 2001.5 本設計開始
6月 本設計終了!見積り額がコワイ
7月 乗りかかった船だ! 出航! 2001.7.26仮住まい引越し
8月 住み慣れた住まいヨ さらば? 2001.8.1旧家屋解体開始
9月 さあ着工! 2001.9.20基礎工事開始
10月 月末の上棟に、刻みを急ピッチで! 2001.10.25上棟
11月 設計屋が大工(手伝い?)に変身!
12月 だんだん完成に近づいてきました。
1月 ラストスパート 2002.01.24引越し

10月 月末の上棟に、刻みを急ピッチで!
(画像をクリックすると320×240ピクセルでご覧になれます。)


1日(月)
雨天のため、布基礎のコンクリート打は順延。
2日(火)
昨日の雨もあがり、朝9時から布基礎のコンクリート打が行なわれました。
 普通コンクリート
 呼び強度21
 スランプ18
 生コン量3.25立方メートル
4日(木)
基礎工事も終盤

布基礎の天端均しも終わって
基礎周囲の埋め戻し、整地や、
資材の片付け、清掃を残すのみ

布基礎の立ち上がり幅を12センチから15センチにUPは、
僅かに3万5千円だけ
「高耐久建物を謳う住宅会社さん!
12センチの布基礎で、
建築基準法どおりの施工ができますか?
コンクリートの中性化は大丈夫ですか?」


6日(土)
基礎工事が無事に完了しました。

きれいに仕上がりました。
(有)大浜土建の皆さん
たいへんご苦労さまでした。

あとは、
構造材と杉のパネルの加工と、
リボスクリヤー(自然塗料)を塗布して、
上棟の準備を残すのみ。

構造材のきざみは戸田棟梁が、
杉パネルの加工は私が
(設計屋ですが工事費用の節約のために)
リボス塗布は、I氏夫妻にもお出まし願って!
8日(月)
 I氏と奥さん、二人の娘さんが
杉パネルの切断とリボス塗りに来てくれました。

私の部屋の壁、この木の板のままなの?
そう
嫌だ〜
山小屋みたいでいいじゃなぃ!
11日(木)
I氏と奥さん、下のお嬢さんが
刻み終わった2階梁、小屋梁に
リボスを塗りに作業小屋に来ました。

昨日の嵐のような雨天がカラットあがり
塗装日和になりました。

先日の杉パネルへの
ペーパー掛けやリボス塗りが楽しかったと、
学校が終わってついて来ました。


16日(火)
建前がねう1週間後に迫っている。
今晩から天気が悪くなるというので、
お昼前から、作業小屋に行って
垂木(105×105×5000)にリボスを塗ることにする。

水曜日には柱の加工が終わるので、
木曜日にはまたI氏(木曜休みの自営業)に、
リボス塗り作業をお願いする。
天気が心配だが・・・

写真は、
私が加工している杉パネルの端材を利用した
面戸板(垂木間の隙間を埋める材)と、
屋根下地の調整材
製材からとれば費用がかかるが
端材利用なのでタダ
オマケに廃棄物も減らせる一石二鳥!!!
ただし、挽き割り加工の手間がかかる
大工にやってもらうとしたらどうだろうか?
大工手間と、廃材処理費&環境問題
秤に掛けると・・・・・

上棟は3日間かけて行なう
いい天気が続けば良いが・・・
19日(金)
設計屋だてらに、
大工の真似事して
杉のパネルを必要寸法に切断加工できました。
やっと終わった〜!

午前中、先行足場が掛けられました。
しっかりした足場があったほうが、
建て方作業の安全が図られるようです。

『杉の家』ですが、
予算の都合上、
台所(大壁)、ユニットバス廻りの見えなくなる箇所に
Fc0合板を使います。
3枚張り合わせて杉パネルの36ミリ厚パネルに加工します。
壁、2階床下地、天井兼野地板全体の8%ぐらいですが・・・

作業小屋のほうでは、
リボス塗りがまだの柱材を塗りに
I氏夫妻が応援に駆けつけてくれました。




20日(土)
昼過ぎまでに土台の据え付け作業が終わりました。
後方のブルーシートに覆いの中身は、
例の杉パネルです。
壁と2階床の分だけで、天井兼野地板の分は後日搬入します。
膨大な量(枚数)だとお分かりいただけるでしょうか?
すべて積み上げると8メートル近くなるでしょうか?

一部、I氏に手伝っていただきましたが、
ほとんど私が切断加工して、
昨日と今日の二日で搬入しました。
(ホトホト疲れました。
今月のホームページ更新があまり行なわれてなかったのは、
これに追われていた為です。)

明日の私のノルマは、
現場でのFc0合板をパネル化する作業です。
最近の私の職業は大工(半人前)です。
本業の設計屋である図面描きは、
深夜に追いやられてしまいました。

作業場では、
梁・母屋・棟木・垂木・通し柱・管柱等の加工が終わって
棟梁は最後の追い込みに頑張っておられます。
あとは、23、24、25の3日間晴れることを祈ります。
21日(日)
10時すぎから
Fc0合板を使った壁パネルを現場で作成しました。
合板を3枚重ねてビス止めをしては必要サイズに切断するという作業です。
手っ取り早く済むつもりだったが、
全て作り終えたのはもう薄暗い5時半になってしまった。

天気は下り坂のようで、
明日は昼頃から雨の予報。
火曜日の朝までにはあがるといいが・・・・・
22日(月)

明日天気になあれ!
23日(火)
雨あがりの朝
真っ青な秋空から眩しい朝日が射す。

朝7時の現場では、
I氏がポツンと濡れた土台を拭いていた。

集合した応援大工衆に
接合金物『鬼に金棒』(ユー建築工房製)の
取り扱い説明をした後建て方作業を開始。

差し込んだ柱に、
杉のパネルを建て込んで(挿入)、
胴差しや梁を架けていく作業の連続。

挿入する板の枚数が多い「板倉造り」に比べると楽だが、
通し柱と胴差しの仕口に用いた『鬼に金棒』の取り付けには
予想以上にてこずらされ、
西陽が傾く頃には2階の床を揚げたかったが、
そこまでは到底及ばす初日の作業を終えた。

陣頭指揮でもないが大工衆に混じって作業をしていたら
あまり写真を写している間がなかった。
久しぶりの夏日ということで汗ばむくらいの陽気だったが
イイお天気でなにより。
天気予報によると今週はずっと良いらしくてまずは安心!




24日(水)
2階の床下地兼1階天井板(杉パネル36ミリ)を載せ、
いよいよ2階を建てはじめました。

1階同様に、2階柱を建てて、
杉のパネルを建て込んで(挿入)、
小屋梁を架けていきます。

関係者みんなの行いが良いのか?
絶好の好天続きで、
明日は、いよいよ上棟です。


25日(木) 大安

お施主様、棟梁、大工衆、その他これまでに関わって下さった皆様方のお陰で、上棟式を無事に終えました。
たいへんありがとうございました。

これより竣工に向けて、
I氏の期待に沿えるよう、
棟梁をはじめ、各専門工事の方々のご協力をよろしくお願いします。








26日(金)
建て方作業4日目。
まだ?こんな事やってんの?
もう?こんなにできちゃったの?
って感じ!

屋根の野地板兼内部天井板が張られて、
メッチャいい感じになってきました。

野地兼天井板といっても、
壁と同じ杉のパネルで1枚24キロもある代物。
大工さんが足場の悪い屋上で持ちまわるのは大変な作業で手間取りました。

2/4と勘違いをされてしまう工法ですが、
このままが仕上がりというのが決定的に違う。
開口部の形状もほとんどがそのままで、
内部への外光の射し込み具合も体感できる。

それにしても良い天気が続いている。
来週は雨の予報なので、
屋根断熱と防水をやってしまわないと・・・・・






27日(土)
今日も好天気!
でも明日から雨の予報。
屋根の防水まで早くやらないと・・・・・

杉パネル36ミリの上に断熱材30ミリを敷き込み、
屋根通気桟を打ち付けてます。

通気桟の上には、荒野地板(コンパネ)を張ります。
普通の建物の屋根は、このコンパネ1枚きりです。
この建物の屋根は、材料も手間も性能も普通の家よりも数倍です。

足場業者が、外部足場に防護ネットを張ったので、
見えなくなってしまいました。

暗くなるまでに、屋根にトントン(防水下地シート)を全部張り終えることができなかったのですが、天気予報によると明日の昼から雨だというので、明日の午前中の仕事にしました。
ところが、夕飯を食べながらNHKの天気予報を見ると明朝6時から12時までの降水確率は60%と言っている。
これはヤバイ!
明日の降り出しが9時過ぎ頃からだったらトントンを敷き終わるのだが・・・・・
折角好天に恵まれて、含水率8%の構造材は雨に洗われてない。ここまできたら絶対に濡らしたくはない。

私一人でもシートの3〜4枚くらいなら張れる。棟梁を呼び出すほどでもないだろう。
私の妻にもライトアップした内部の様子を見せたかったし、一番下の一歳九ヶ月児を連れて夜のドライブがてらに現場に向かった。




28日(日)
早朝から久しぶりの雨です。
夕べ屋根にシートを掛けておいて正解でした。
棟梁が朝来るなり、「みずくさいなぁ! 電話くれりゃぁ跳んできたのに・・・・・」とぼやいていた。
外壁面もすべてブルーシートで覆って、
さながら『杉の家』ならぬ、『ブルーシートの家』になりました。

この造りでは、建て方から屋根にトントンを張るまでに5日はかかる。今回は奇跡的に天気に恵まれて骨組みを濡らすことなく工事を進めることができたが、いつもこうとは限らないだろう。
ただし、濡らしたからといって強度が落ちる等の致命的になるわけではないが・・・・・

変わった造りの『杉パネルの家』
評判も上々で、近隣の大手木材会社の方が建て方中に見学に訪れたり、今日は木の家に興味のあるという夫婦が見学に来ました。
29日(月)
破風板を二段になるように、
もう一枚の板を重ね打ちをして、
屋根防水シートのゴムアスルーフィング(高価な高品質の品)
を残っていたすべてに張り終わりました。

ゴムアスルーフィングの棟(頂)部に、
幅2センチの切り込みを入れて隙間を開け、
カラー鋼板の捨て水切りを付けました。

最後に棟(頂)部を棟換気ガラリ『リッヂベンツ182』を取り付けて塞いで、あとは屋根瓦工事業者にお任せです。

屋根防水シートは、建売や安価(原価が)な建物では安い素材の物が使われていますが、耐久性と雨漏りの危険性を考慮して倍の価格の物を使いました。

棟換気ガラリは、調べてみると各社から鋼板製やプラスチック素材等さまざまな形状のものが発売されていましたが、アメリカ生まれの日本育ち、逆流防止のメカニズムも学術的に証明されているという『リッヂベンツ』を採用しました。
雨の逆流の心配がなく、それでいて一番安価な代物だと判断しました。

天井兼野地板は杉パネルの36ミリ
断熱材としてポリスチレンフォーム保温板30ミリ
通気層21ミリ + 棟換気ガラリリッヂベンツ
荒野地板コンパネ12ミリ
ゴムアス系ルーフィング
陶器瓦葺き
これだけのスペックならばもう最高でしょう!
普通の住宅は、野地板のコンパネ12ミリ一枚きりなのですから・・・・・






30日(火)
瓦屋(浜松住設 小杉さん)が午後にちょっとだけ来て、瓦葺き下地棒を打ち付けていきました。
31日(水)
瓦工事が本格的にスタート

瓦の搬入
瓦揚げリフトの設置
瓦引っ掛け桟の打ち付け などが行なわれました。

大工工事のほうは、材料の木取りなど
あまり目立った工事はおこなわれませんでしたので写真なし。





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