1日(土)
板金屋さんが外壁(角波GL鋼板)張りを始めたので、
外部下地工事も終わりにしなければならない。
(もうチョットで終わり!)
LD(18帖)の杉縁甲板(厚み4pの杉赤身無垢板)張りは半分近くまで張り上がった。
薄い縁甲板ではないので、キッチリと張ろうとすると手間がかかってしまう。(手を抜かないので・・・)
2階、FamilyRoom、子供室の2室を掃除して床コンビボード(シージングボード)を張った
明日から、杉(源平)縁甲板15o熱圧加工済みを張って仕上げる |
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2日(日)
“サンデー山ちゃん”と呼ばれる、勤めの建築屋が休みの時に棟梁のもとに応援にくる大工さんがいる。
棟梁と私の共通の友人でとても頼りになるヤツ(困った時には)
で、今日1日で2階子供室の2室の床を張りあげてくれた。
写真では伝わらないかもしれないが、熱圧加工された杉の縁甲板は素晴らしいとしか言いようがない。
これを見た山ちゃんも言ったが、塗装をしてあるかと見間違うほどに艶があってスベスベしている。
(これに自然塗料のクリアーを塗り、蜜蝋ワックスで磨いて仕上げる)
この時期、薄手の靴下で一般のフロア―を歩くと足が冷たいが、そんな冷たさを一考に感じさせない。
床暖房も何の仕掛けもないのに温かみさえ感じる。
足を投げ出して座り込んでいると、温かく柔らかい感触に何もしないでいつまでも座り続けたくなる。
1階の杉縁甲板(40o厚)も同様で、信じ難いかもしれないが、この感触を体験してみない分からないだろう。 |
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3日(月)
今日は午前中、他の仕事を済まして午後から現場に出ました。
外廻りのやり残したことをやったり、1階床張り作業をながめたり掃除をしたりしただけで、写真もありません。
1階LDの床が張り終わっていると思うので、明日キレイに片付け掃除をして写真を撮るつもりでおります。 |
写真なし |
4日(火)
朝は急に他の現場監理に行かなくてはならなくなり、打ち合わせ等をして現場に顔を出しただけ、
午後は、“静岡県耐震診断補強診断士”の登録を受けるための講習会に出掛けたため、昨日約束したLDの写真は明日に持ち越しです。スミマセンお待ちを・・・
今日の現場は、1階LDから続く便所・洗面へと繋がる通路部分の床板(杉縁甲板40o厚)が張り終わるはずで、2階のFamilyRoomの床板(杉縁甲板15o厚)も張り始めたはずです。
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写真なし |
5日(水)
1階LDの写真をようやく撮ることができました。
写真では表現しきれませんが(撮影技術が未熟)、杉縁甲板の艶は見事なものです。未塗装ですが・・・
艶だけではなく温かさ、柱・壁・梁・天井、そして空間の広がりのすべてを、このような住まいにご興味のある方にご覧いただきたいものです。
Mailいただければ、建築場所などをご案内いたします。
お気軽にお問い合わせください。
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6日(木)
玄関ホールの床が張り終わりました。
床板はもちろん杉縁甲板40o厚
玄関の上がり框は“梓”(読み:ミズメ、カバノキ科、別名:ヨグソミネバリ、サクラ、ミズメザクラ)の無垢材
それも、材木屋さん(内藤材木さん)の倉庫で10年以上寝かされたもので十分に自然乾燥しているものです。
写真手前が玄関の土間、上は収納、左奥はLDへと続きます。
私の仕事は、片付け・掃除と養生ぐらい
ホールの床が張り終わるのを待って、片付け・掃除をして早速写真を撮り、床の養生をしました。
他には、以前1階和室の荒床(Fc0構造用合板12o)を切り欠きして並べてあったものを釘打ちして止めたことと、便所と洗面の腰壁(杉パネル)に防水石膏ボードを張りました。ビニルクロス貼り仕上げをするためです。
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7日(金)
玄関戸は引き違い戸です。
娘さんたちはドアに憧れていたんですが、二転三転してこれに落ち着きました。
私の手出しできる作業も残り僅かとなってきました。
今日の目立った仕事は、玄関戸手前(ポーチ)の天井裏部にポリスチレンフォーム保温板30ミリ(写真水色)を張ったことぐらいでしょうか?
上部が子供室の床となっているので、断熱性を高めるための補充です。
真中に梁が見えますが、四方梁の内法寸法を測ってカッターで切断して嵌め込むだけのことです。(隙間のないように)
あとは、切断後の切れ端しをゴミ箱直行としないでどこか?
へ活用してやろうと考えています。
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8日(土)
写真はガルバ素地の角波鋼板(めっきにアルミニウム55%と亜鉛の合金を使用)
2階窓下までの外壁を、カラーガルバ角波鋼板の濃緑色で張っていたので渋目だったけれども、外壁上部はグッとハデになりすぎるかな?
私の今日の仕事は、玄関ホールにある物入の床下地板張り
根太掛けを打ち付けた上に、杉パネルの端材を根太代わりに床下地板として並べてビス止めをすると。
和室の押入2ヶ所もこのやり方で、杉パネル(91cm×182cm)の必要寸法を切り出した残りの端材は普通捨てられる運命にあるものだが、この現場ではあらゆる所(面戸板・屋根下地のふかし材・外壁上下の見切り材・外壁周りの壁パネル下端押え等々・・・)に活用しており、ゴミ減量とコスト削減の一石二丁ならぬ三丁となっている。 |
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9日(日)
昼すぎ、現場に顔を出したら
ご覧のとおり、外壁上部のガルバ素地の角波鋼板を張ってくれています。
2・3枚目の写真は私事ですが、杉板の温もりを得ようとI邸の床板の端材を拾ってきて140ミリ角の正方形に切断して、パソコンデスクの椅子の下に市松に敷き並べてみました。
2歳間近かの三男は杉板の温もりか肌(足)触りが良いのか跳びはねて喜んでいます。
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10日(月)
夕べ、I氏より電話があった
随分思い悩んだらしい
台所と食堂を隔てるカウンターから流し台右袖の腰壁廻りの納まりが、設計図面ではあまりピンとこなかったが、実際に出来上がってみるとチョット狭苦しいらしい
棟梁の仕事ぶりを見ると直してとはなかなか言い出せなかったと言う
本日朝、早速棟梁に申し訳ないんだけど・・・
と話すと、「そんなの良いよぉ〜・・・・注文住宅はしょっちゅうだから・・・」と、快く直しに応じてくれた。
いくら図面を描こうと、CGでキレイに見せようと、どんなに説明をしようと、やはり実物が出来上がってみて実感しないと気づかないこともある。
そんな時には遠慮しないで直に言ってくれると直すのも早い
それが注文住宅というものです |
写真なし |
11日(火)
上の写真は、LDより台所方向を撮った写真
腰壁の上にはカウンターが載ります
台所側はLDとはうって変わって、壁・天井ともビニルクロス貼りです。
内装制限により、木材を不燃化する薬剤などもありますが、台所汚れなどを考慮してありきたりの仕上げとしました。
中・下の写真は、今日の私の仕事
2階の子供室(西)・(東)を隔てる壁(杉36ミリパネル)を建て込みました。
左右奥行きが違うのが分かるだろうか?
奥行きのある左は物入れ、浅い右は本棚となります。
背中合わせで使い分けています。
今日から、棟梁は階段造りにとりかかりました。
階段も100%杉材
柔らかい木材ですから、段板の磨り減りも容易に考えられますが、ほかとのバランスとなによりも感触・温かみを優先しました。
磨り減ってしまったら棟梁に架け替えてもらうことに・・・ |
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12日(水)
私の仕事は、階段の蹴込み板の木取り(12×910×1820の杉集成板を所要枚数丸鋸で挽く)、外部角波GL鋼板の換気スリーブ孔や外部電灯・コンセントの電線孔周りのシーリング、玄関およびホールの漆喰塗り壁下地のラスボードを張り始めたことなど・・・
外部下地工事が終わった最近は年末ということもあって、ほかの用事もあったりして丸一日現場に居ることもかなわなくなりました。片付け・掃除をしながら気が付いたことを少しづつこなしているといったところです。
家を1軒造るということは、さまざまなな職人達によるさまざまな作業の積み重ねだということを、毎日現場に顔を出していて改めて感じさせられました。 |
写真なし |
13日(木)
今日は雨
板金屋さんは休みです。
外壁(角波GL鋼板)張りも一通り終わり、
軒桁や母屋のケラバ部分や破風・鼻隠のGL鋼板包み部材の加工を行っているらしい。
階段架け作業が始まり、私が帰る時点で段板が半分まで取り付けられました。
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14日(金)
朝(朝といっても11時頃)現場に来ると、
階段架け作業はすっかり終わってました。
マジックのようなもので、
段板(杉三層パネル36ミリ)や蹴込板(杉板12ミリ)を単体で見ていると、どんなものに仕上がるか不安もあったが、組み上がってしまって全体として見ると良いです。
豪華さなんかは微塵もないが、素朴なあったかさが感じられる階段に仕上がりました。
今日から冬型の気圧配置で外は寒風吹きすさぶなか、板金屋さんは軒桁や母屋のケラバ部分のGL鋼板包み作業を始めました。ゴクロウサマ・・・・
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15日(土)
台所と食堂を隔てる腰壁の上にカウンターが載りました。
もちろん杉パネルを使った棟梁の一品物です。
まだ未塗装です。
下の写真は、玄関ポーチの天井を
格縁天井(ごうぶちてんじょう、略して格天井)でやってあげたいと、格縁の造作を行っている棟梁 |
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17日(月)
朝、システムキッチン一式が届きました。
今週中には組みあがる予定です。
外部工事のほうは、板金工事が外壁張り、見切り・水切り・鼻隠し・破風・軒桁と母屋棟木のケラバの板金巻きが終わりました。
年内分残工事は、軒樋・たて樋、軒天井の塗装、電力線引き込みが済めば足場を解体して敷地内の給排水・ガス配管工事を残すのみとなりました。 |
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18日(火)
お昼前に現場に着いたら玄関ポーチの天井が出来上がっていました。
棟梁は「出来はイマイチ!」と言うが、素人から見れば安い材料でも手間をかけて凝った細工をしてくれたら十二分に立派に見えます。
ポーチ内の外壁は、板(木摺り)が見えていますが、この後(来年)左官さんによって漆喰塗り仕上げとなります。
軒天井の塗装工事と、樋工事も終わりました。
もうすぐ外部足場もとれますから、外観写真のお披露目も近いです。 |
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19日(水)
写真は、台所床
システムキッチン据え付け前に、クッションフロア―(店舗用)を張る。ついでに便所と洗面の床も張れた。
電気工事屋さんが器具付けに入り、私は足場を外す前の外部総チェック等、工事のほうも最終段階になってきました。 |
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20日(木)
足場がとれた!
一部を残して・・・・・
足場業者の兄ちゃんが、足場上部の軒天井の下のところに立っている時に、他の所で足場を外したとたんにぐらっと揺れたらしく、とっさに肩を軒天井に当てて体を支えようとしたら、そこが運悪く有孔板(孔の空いたけいカル板)のところで、グシャっと割れて穴が空いてしまったそうな・・・・・
一昨日、ペンキ屋が塗ったばかりなのに・・・・・アホ! |
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21日(金)
今日から電気工事屋さん(杉本電気)が器具付けを始めました。
1番目は、2階FamilyRoomからLDの吹抜上部を望んだ写真で、白い半分の筒のような物体は、梁下に取り付けた蛍光灯
2番目は、FamilyRoom吹抜上部に取り付けたインテリア有圧換気扇
3番目は、FamilyRoom吹抜上部に取り付けた天井扇(シーリングファン)
4番目は、壁に取り付けた照明スイッチとドアホン子器
両方真壁(壁で柱が隠れない壁のつくり)で配線を隠すことができない箇所は露出配線となります。
5番目は、昨日同様にワケあり写真
先に、システムキッチンを搬入した運送業者が、玄関引き戸サッシに傷をつけてしまったので、そっくり交換することになり、玄関引き戸の傍にまったく同じサッシ枠と引き戸が置いてある。
私たちも気をつけてはいるものの、柱・梁や壁パネルには無数の細かな傷をつけてしまっている。
気をつけているつもりでも、材料を運びながらぶつけてしまうことが度々あって、こんなことではいけない!もっと気を配って!と思いながらまたぶつけてしまう。
明日はわが身と気を引き締めてやらなければ・・・・・シャッキ!
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22日(土)
merry Christmas
チョット早いけれども・・・・・
ワケあって、I氏一家は
今夜、建築中(完成間近)の家でクリスマスを愉しんでいます。
今日から配管屋さん((有)永井配管)が外部配管作業を始めました。
昨日に引き続いて電気工事屋さんは、器具付けに精をだしてくれています。
棟梁は、ワケありの軒天井の補修と、玄関引き戸サッシの取り替えという、全くムダな仕事をさせられる羽目になりました。
ペンキ屋さんが来て、張り直したわずかばかりの軒天井を塗ってくれました。
仕事は予定どおりには進まないものです・・・・・ぐすっ! |
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24日(月)
1階LDKの照明器具なども付きました。
白熱灯ペンダントはレトロ調です。
梁の下に付いている細長い器具は、直管蛍光灯(2本×4)
雰囲気を愉しむだけならば白熱灯だけで十分だが、読み書き等明るさを求めたい場合には蛍光灯の明るさは不可欠です。(電磁波問題等ありますが・・・) |
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25日(火)
撮影時の光量不足で(ストロボ未発光)不鮮明な写真になってしまいましたが、台所のクロス貼り(壁・天井)が終わりました。
同時に洗面・便所の腰壁も・・・
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26日(水)
昨夜、システムキッチンの仮据えをしました。
(ナスステンレスのステンシアタイプ)
キッチン廻りは石膏ボードのままになっていますが、この後(来年)ステンレスを貼ります。
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27日(金)
我々は今日で仕事納めです。
写真は、現場の片付け・大掃除を終わったところ
2階FamilyRoom西面から差し込む陽射しが、北側の壁を照らして光り耀いています。
この時期、この陽射しがたいへん温かく感じられ太陽の恵みに感謝です。
(写真の照明器具等には、埃除けにラップで包んであります。)
張られたままの床板(杉40ミリ縁甲板熱圧加工)は艶々していますが、年末I氏ご家族でリボスのカルデット(クリヤー)とグレイボ塗りをされるようです。
I邸新築ドキュメントの2001年分はこれでお終い。
ここまでお付き合い下さいましてたいへん有り難うございました。
新年も竣工までUPを続けますのでご覧下さい。 |
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